辞める前と辞めた後で何が変わるのかということを少しでも把握しておく。

 

『仕事が辛い』『仕事に向いてない』『人間関係が悪い』など今まさに仕事を辞める事を考え、悩み、苦しい思いをしているという人は少なくないでしょう。

『辞めたい』と思う事は簡単ですが、それを実現させようとした時には色々な壁があることに気付いてしまうものです。

 

収入がなくなる次の就職先はすぐに見つからないかもしれないまだ見ぬ次の就職先が今よりも悪い環境だったら辞めたことに後悔するのではないか。

勢い任せにスパッと辞めてしまう事は簡単な事。

 

しかし、何も決まらないまま無計画に退職する事は、やはり相当のリスクがありますし不安にもなるでしょう。

というのも、退職すると『生活する中で何がどう変化するのか』ということを多くの人はきちんと把握できないでいます。

 

それを少しでも知っておくだけで、退職に伴う不安感は軽減されますし、すぐに退職していいのかそうでないのかの判断をつけることにも役立つのです。

今回は、そんな退職後の不安を取り除くための記事を書いていきます。

退職することで生まれる不安とは??

 

増える支出、無くなる収入。

 

なんといっても生活する上で欠かすことのできないお金の問題に不安を感じる人が多いのではないでしょうか。

退職したところで数年に渡り満足に暮らしていけるだけの貯金があるのであれば、退職しても次にやりたいことや次の就職先が決まるまで何不自由なく過ごすことができます。

 

しかし、そんなに貯金がありますか?

 

そして、退職してしまう事で増える支出があるのですが、そのことについてしっかりと理解できていますか?

以下にその増える支出をいくつか説明していきますね。

 

増える支出その1:健康保険

会社勤めの場合、『社会保険』に加入し、その保険料というのは労働者と会社で折半して支払っているのですが、会社を辞めてしまうと『国民健康保険』に切り替えなければなりません。

これにより、多くの人は保険料が社会保険に比べて高くなってしまうのです。

 

覚えておいてほしいことは社会保険と国民健康保険は『扶養』に大きな差があるという事。

 

社会保険:認定範囲内の親族を扶養することができて、何人扶養しても保険料が変わることはない。

国民健康保険:『扶養』という概念がそもそも存在しない。世帯内の加入者数、つまり社会保険で言う所の扶養する家族の人数で保険料が増減する。

 

私の場合は、数万単位で保険料が上がってしまい、初めて役所から支払い金額の決定に関する通知が来た時は何かの間違いではないかと思ったほどです。

 

ちなみに社会保険には『任意継続』という制度があり、退職しても希望すれば最長2年間勤務していた会社で社会保険に加入していられるのですが、会社との折半はできなくなるため、単純に2倍の金額を支払わなければなりませんから、どちらを選んでも保険料は増額になります。

増える支出その2:年金(配偶者が主婦または主夫である場合)

厚生年金、共済組合に加入している会社員や公務員(第2号被保険者)に扶養される20歳以上60歳未満の主婦や主夫は、国民年金の『第3号被保険者』となり、保険料を自分で納める必要がありません。

しかし、退職してしまうと『第2号被保険者』及び『第3号被保険者』は『第1号被保険者』となり両者ともに年金を納付しなければならないのです。

 

平成30年度、国民年金第1号被保険者の1ヵ月当たりの保険料は16340円で、夫婦2人分となると32680円となります。

これが毎月となると、相当負担が大きくなったと感じるでしょう。

 

増える支出その3:住民税(実際には増えてはいない)

住民税に関しては、増えたような気がしてしまうという表現の方があっていますね。

会社勤めの時は『特別徴収』といって、毎月決まった金額が給料から引かれるため1年分を12回にわたって支払っているのですが、退職することで徴収方法が変わります。

 

『普通徴収』という徴収の仕方に変わり、辞める時期によってはまとめて払わなければならなくなりますし、その後も6月、8月、10月、1月の4回で1年分を支払いますので、3か月分をまとめて支払う事となり負担が増えてしまったという錯覚に陥ってしまう。

 

以上が退職することで増える、または増えたような錯覚に陥るという3つの項目です。

これらを退職する前に調べておく、それだけで退職する上での覚悟も変わってくるでしょうからまずは『知っておく』という事が大事になってきます。

辞めたいが抑えられず、勢いで退職…大丈夫?

 

尊重するべきことはあなたが『退職したい』と思ったという事実。

 

私の場合で言うと、会社を退職する時点で次の就職先などは一切決まっていない状態であり、支出に関しても何が増えるのかという事もきちんと調べないで退職してしまったので、どちらかと言うと勢いで辞めたという方に近い辞め方でした。

私は何度かこのブログでお話していますが、とにかく時間の確保を優先にしたかったという事もあり、そのためには何よりも退職してしまう事が先だったのです。

 

あえて言うとすれば、辞めても数か月間は何不自由なく暮らしていけるだけの貯金があるという事を確認した程度でしょうか。

【辞める=生活ができなくなる】ではさすがに辞めるわけにはいきませんよね?

 

ですから、勢いで辞めることも悪くはありませんが、最低限辞めてから1年間とまではいかなくとも数か月間(失業保険が支給されるまででもよし)は生活に困らないかどうかの確認は必須事項で、それが大丈夫であるなら辞めてしまっていいでしょう。

退職することで増える支出に関しては前項でお話しましたので、それは肝に銘じておいてください。

 

大切な事はあなたが『辞めたい』という気持ちを持っていることであり、それはあなたの中で最も尊重されるべき。

 

辞めた結果として『自由な24時間』という会社勤めをしているうちは手に入れられないものが手に入ります。

それが数か月間続くとなると、なんでもできそうな気がしてきませんか?

 

辞める事で増えるリスクは確かにありますが、辞める事で今までできなかったことができるようになる。

その時間には数カ月という制限があるかもしれませんが、その数か月間の使い方次第では、あなたの人生が劇的に変わるでしょう。

 

優良企業に転職する事を目指すもよし、起業することにチャレンジするもよし、ネットの世界に飛び込むもよし、その他にもありとあらゆる可能性が目の前に広がるのです。

辞めてしまう事はリスクではなく、チャンスの方が大きいという考え方ができるようになってくださいね。

まとめ

 

いかがでしたか?

 

退職してしまうと増える支出の代表としては、健康保険、年金、住民税の3つがあるということを覚えておきましょう。

勢いで退職してしまう前に、数か月間は不自由なく暮らしていけるだけのお金があるかという確認だけは必要です。

 

何よりも大切なのは、あなたが『辞めたい』と思っているという事。

 

辞める事で手に入る『自由な24時間』はあなたの人生を大きく変えるものであると心得てください。

『自由な24時間』が手に入るという事だけ見ても、辞める事はチャンスに繋がっていると言っても過言ではありません。

 

1度きりの人生ですから、広がるチャンスを掴んで幸せになりましょう。

 

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