『パワハラ上司』よりも強敵...それが『クラッシャー上司』。

 

クラッシャー上司という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

クラッシャー上司とは、簡単に言ってしまえば、部下のミスを執拗に責め、暴言を吐き、精神的に追い詰めて追い詰めて、最後には部下を潰してしまうという上司の事。

 

パワハラ上司とも似てはいるのですが、クラッシャー上司の方が出会ってしまった時は大変と言えるでしょう。

なぜかというとパワハラ上司と、クラッシャー上司には決定的な違いがあり、撃退することはとても困難なのです。

 

この記事では、その決定的な違いと、もしもクラッシャー上司の部下になってしまった場合の対処法についてお話していきます。

今まさに苦しんでいる人、そしてこれから遭遇してしまった人へ、その時の心構えとしてこの記事が参考になれば幸いです。

部下を追い詰める上司、クラッシャー上司の特徴とは?

 

仕事ができるがゆえに、部下にも自分と同じ水準を求める。

 

ただのパワハラ上司と、クラッシャー上司の最大の違いは仕事の能力

クラッシャー上司の多くは、非常に優秀で仕事で高い成果をあげていることが多く、部下にも同じレベルを求めてしまうために、失敗した時にはこれでもかと叱責し、結果として部下を追い込み潰してしまうのです。

それは、若手のエース級社員であっても確実に潰されてしまうとまで言われています。

 

もう一つの特徴は、自分本位であるため相手の立場になって考えられないということ。

潰れてしまった部下がいたとしても、本人は『会社の発展のために必要な指導』、『あいつはメンタルが弱すぎる』といった具合に、自分に問題があることを自覚できません、というより認めません。

基準となるのは自分なので、自分にできることは他人でもできると思っているのです。

 

日本の企業はまだまだ『会社のために最大限尽くす』という古い考えが根強く残っていると言えます。

こういう職場の多くは利益が最優先とされる傾向があり、仕事ができる有能なクラッシャー上司は処罰・指導の対象にはならないのです。

 

こういった古い考えを持っている世代が幹部として君臨しているので、クラッシャー上司は消えることがなく存在しているのでしょう。

しかし、仕事の在り方や働き方は時代の流れとともに大きく変化し、もはやクラッシャー上司の存在は許されないものとなり、クラッシャー上司が活躍できる職場も減少傾向にあります。

 

減少傾向にあるものの、まだ多く存在し、企業がクラッシャー上司を解雇できない理由はどこにあるか?

それは、クラッシャー上司は仕事ができるため、解雇することは一時的な売り上げ減少に繋がってしまうためだと言えるでしょう。

 

ここで、企業側には短期的ではなく、もっと長期的な視点で見てほしいのです。

『クラッシャー上司がいなくなることで短期間減少する売り上げ』と、『若手のホープ・エース級人材が快適な職場環境で、長期間存分に力を発揮できた場合の企業にもたらす売り上げ』を比べた時、どちらが企業側にとって利益になるのか。

 

仮に、後者の方が少ない利益だったとしても、クラッシャー上司を排除することで生まれる快適な職場環境というものは、そこにいる全ての人に影響するわけですから、ホープ・エースにはまだ届いていない人材であってもパフォーマンスは向上するでしょう。

その結果としてもたらされる利益をプラスした場合は...言うまでもないですね。

 

クラッシャー上司は一刻も早く排除してしまうことが、企業側にとっても有益なのです。

 

クラッシャー上司に遭遇!対処法を解説!

 

どうしても対処できない時は逃げるが勝ち!

 

クラッシャー上司はなんといっても強敵で、反論を試みてもその多くは百倍返しされ論破されてしまうでしょう。

ですから、まずは次にあげるような方法を試すことから始めてください。

 

・クラッシャー上司が何も言えないくらい、完璧に仕事をこなす

クラッシャー上司は仕事のミスに関して、執拗に責めてきます。それは裏を解せば完璧であれば責める要素がないということ。

非常に高度な方法ではありますが、これができるようになった時、あなたは誰からも認められるような逸材になっていることでしょう。

 

自分を高めるという意味でも、これに挑戦する価値はあると言えます。

 

・基本的に、理不尽なので叱責は聞いているフリをする

右から左に受け流すスキルを身に付け、自分が本当に改善が必要な部分のみを受け入れ、あとは違うことを考えてやり過ごしましょう。

最初から最後まで全てをしっかり受け止めようとしてしまうと、右から左に抜ける途中で引っかかるようになり混雑が発生し、ストレスに耐えられません。

 

気持ちを割り切り、理不尽なのだから聞く必要はないと思う事は正解なのです。

 

・味方を増やす

ミスした部下に対して、叱責は行われるので、同じ思いをしている仲間がたくさんいます。

悩みを分かち合い、時にはクラッシャー上司の愚痴を言いあって、チームワークで対処法を考えるというのもいい方法です。

 

やはり1人で悩むより、話せる仲間がいるというだけで気持ちも楽になりますよね

 

これらを試してみて、それでもクラッシャー上司には到底及ばない場合...。

 

・逃げるが勝ち

逃げる方法は『辞めてしまう』か、『異動願いを出す』のどちらかですが、中小企業であれば辞めてしまう方が楽でしょう。

大企業だと『せっかく入社できたのだから...』と辞めることを決断できないケースがあるので、まずは異動願いを出す方がいいと言えます。

 

たとえ大企業であっても、その会社にとどまることに価値はあるのか(身に付けたいスキルがあるなど)、その会社で仕事をすることの意味を改めて考えてみて、特に身に付けたいスキルもなく仕事をする意味も感じられないのであれば辞めるという判断の方が正しい。

まとめ

 

クラッシャー上司は優秀だが、職場内には必要なし!

 

クラッシャー上司に遭遇した場合

クラッシャー上司が何も言えないくらい、完璧に仕事をこなす

基本的に理不尽なので叱責は聞いているフリをする

味方を増やす

これらを試してみて、それでもダメなら逃げてしまってもいいと心得てください。

 

クラッシャー上司を野放しにすることは、結果として会社という組織が深刻な事態に陥るリスクを背負うということです。

排除することでのプラス面は、長期的に考えると大きな利益につながるということに、企業側が一刻も早く気付き、然るべき措置をとることが重要と言えるでしょう。